保護者会

小松です。

保護者会へのご参加ありがとうございます!

今回も直接またはZOOMでたくさんの保護者の方にご参加いただきました。

保護者会の内容をざっくりとご紹介いたします。

 

1.実力テストの返却

第1回実力テストを返却いたしました。今回は春期講習の内容が多く入っているので春期講習後に入塾された方はやっていない内容なので点数を取ることができなかったと思います。春期講習で教わっていない分は補習時間で教えていきます。中学3年生のテストのついては五ツ木の模擬テストを行いました。中3生にとっては初めての模擬テストでかなり難しく感じたと思います。今回行った模擬テストは第4回のもので本来は9月に受ける予定のものです。「まだ習っていない範囲もあるのでそこは取れなくてもいいよ」と事前に伝えておきましたが中学1・2年の内容については答えられる問題なので偏差値で50を越えることも可能です。(昨年は60を越える生徒もいました)次の実力テストが8月にあるのでそれまでしっかりと中1、中2の復習をさせたいと考えています。

 

2.偏差値30~40台からの大逆転!

今回の第1回実力テストであまり成績が取れていなくて不安に思われる保護者の方もいると思い、過去の成績のデータから偏差値が30~40台からスタートした生徒の成績の伸びについて説明させて頂きました。

まずは以下のデータをご覧ください。

上記のデータを見て頂くと初回の偏差値が低くても真剣に取り組めば1ランク2ランクも上の高校に合格できることが分かります。ただ資料にも記載していますが、成績を伸ばしている生徒は毎日塾に来て勉強していました。塾の方から電話をして「今何してる?家でゴロゴロしてる?じゃあ、塾に勉強しにおいで」といった感じで塾に呼び出します。最終的には塾から電話して呼び出さなくても塾に来て勉強するようになっていました。

今回は偏差値30~40台の生徒に絞っていますがもちろん初回から偏差値50~60を取る生徒もいます。中1・中2の間にしっかりと勉強できていれば取ることは可能なので現在中1・2の生徒も分からない所をそのままにしないように塾に質問に来させてください。

 

下から2番目のMくんは最初は工業高校に進学して卒業したら働くと言っていましたが1月には偏差値60を越えました。「これで工業高校に行くのはもったいない」ということで住吉高校を受けると合格。その後は神戸大学へ進学し、現在は上場企業に就職して東京で働いています。「もし高校受験で頑張っていなかったら工業高校へいって今頃工場で働いてたと思う」と言っていました。

1番下のIさんは中学3年生の春に入塾しました。ちょうど今ぐらいの時期から毎日塾に来て偏差値を20以上上げて生野高校に進学。今は神戸市外国語大学へ進学し大学生スタッフとして後輩を教えてくれています。

 

つくし塾ではこのように最初の成績が低くても生徒を引っ張り成績を伸ばしてきました。今回の実力テストが低くとも「自分の子どもはできない」と思わず成長の可能性を信じてあげて下さい。

 

4.塾を欠席する・Zoomでの授業を受ける時の注意点

●授業を欠席するとき

①保護者の方から連絡

②生徒本人から連絡

③LINEで小松に直接連絡

 

現在このような形で連絡を頂いていますが注意点を整理していきます。

 

①の場合は保護者の方も生徒の欠席を把握し、その場で補習の日時を決めるので問題はありません。

(欠席の理由はお尋ねします)

②の場合は生徒から理由を聞き、補習日を決めますが保護者の方がお仕事などで家におらず把握されていない場合があるので補習日の日時も含めて確認のために保護者の方に連絡させて頂きます。

③LINEで私に直接欠席の連絡してくる生徒がいますが、授業中などは確認できません。また「今日塾休みます」とだけメッセージで送ってくる場合があります。このような場合も確認のため保護者の方へ連絡いたします。

生徒にはLINEではなく直接塾に連絡するよう再度通達いたします。

 

 

●Zoomでの授業を受けるとき

①保護者の方から連絡

②生徒本人から連絡

 

Zoomで授業を受ける時は「コロナウイルスに感染して熱は下がったけど隔離期間で家をでられない」「しんどくはないけど37度ほどの熱がある」「熱はないけど喉が痛くて頭が痛い」などの理由があると思います。体調不良が理由に来る場合が多いと思いますが塾に来られるかどうかの判断は塾側ではできません。そこでそ「今日はZoomじゃないと授業は無理そうやな」と保護者の方に判断して頂き、塾にご連絡いただきます。保護者の方がお仕事などで家におられず、生徒本人が判断してZoomでの授業を受けることがあると思いますが、その場合は保護者の方に確認の連絡をいたしますのでご了承ください。

 

授業を欠席した場合、補習を行いますが授業を全く同じ形で再現することはできません。だから極力授業は休まず参加して頂くようお願い致します。

 

 

 

4.塾長からの話

2017年・2019年の世界のGNI(国民総所得)を比較すると

*GNI・・・国内で生産したモノ・サービスの総額であるGDPに海外投資などで得た収益を加えたもの

2017年  日本 3.86万ドル 22位

2019年  日本 4.17万ドル 24位

 

となっており日本はGDP世界第3位ではありますが、国民一人あたりに生み出す価値としては世界では24位(2019)となっています。GNI上位を占める北欧の国々(スイスやノルウェーなど)とは2倍もの差が開いています。

 これは日本が豊かでないということを表しているのでしょうか?

それを確かめるために用意したのが世界各国におけるビッグマックの値段比較です。

 

https://ecodb.net/ranking/bigmac_index.html

 

これを参考にすると1位はスイスでなんとビッグマック単品で804円。ノルウェーは2位で737円。

 

日本は33位で390円。確かに日本とスイスやノルウェーではGNIでは2倍の差があります。しかし 実際はスイスやノルウェーは1人当たりの収益は大きい分、物価が高く、実際は日本の生活水準とそこまで差はないと言えるでしょう。

資料を一面的に見るのではなく、いろいろな視点・角度から見ることで印象がガラッと変わります。

 

次の資料を見ると人類は様々な感染症やウイルスと戦い、共存・あるいは克服してきました。その結果世界の人口は77億人を超えていて、同じようなペースで増えていくと直面する大きな問題は食糧問題です。地球上で畑や田んぼ家畜のために利用できる土地や資源は限界があります。食糧問題は食糧自給率の低い日本においても大きな問題になります。

 

このような経済・食糧などの問題を考える時に、つくし塾の生徒には各分野で活躍できる力を持ってほしいと強く思っています。小・中・高校生また大学生の時に塾にいることでこのような問題を真剣に考えることができるようになり、社会で活躍できるようスタッフ一同、生徒と一緒に泥臭く、精一杯教えていきます。